Asana ヒント: 達成可能な目標を設定する 3 つの方法
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多くの方は職場で目標を設定したことがあると思いますが、そうした目標は、現実に即している、達成できる、あるいは個人的に重要だと感じられたでしょうか?四半期や年度初めには、多くのチームが目標設定に時間とエネルギーを注ぎますが、同じ勢いを保って最後までやり遂げるチームはめったにありません。なぜなら、職場の目標は、実際の仕事と切り離されていることが少なくないからです。
達成可能な目標を設定するには、日々の仕事と結びつける必要があります。毎日の仕事が目標にどうつながるかを理解すると、目標を設定しやすくなるだけではありません。「仕事の解剖学」インデックスによれば、自分の仕事が組織にどんなインパクトを与えるのか明確に理解している従業員は、そうでない従業員に比べて、モチベーションが 2 倍に上がるという効果があります。
新機能「ゴール」がリリースされ、チームはついに仕事と組織のミッションをつなげる手段を手にしました。しかし、新機能を使いこなすには、まず優れた目標の設定方法を知る必要があります。それを念頭に、Asana を使って達成可能な目標を設定する 3 つの方法をご紹介します。
1. 具体的な目標を設定する
目標の達成期限はいつか、達成率をどう測定するか、何を達成しようとしているのかを把握できて初めて、目標は意味を持ちます。また、具体的な目標は、そこに到達するためにとるべきステップのアウトラインにもなります。
目標を設定する際は、次のことを明確にしましょう。
- 具体的なアクションを示すフレーズや文章で表した、目標の主要な内容
- 目標を達成する方法についての詳細
- 目標達成度の測定方法
- 目標達成、部分達成、未達成のそれぞれの条件
2. 進捗を定期的にチェックする
組織全体の目標であれ、チーム毎の目標であれ、必ず定期的に目標をチェックしましょう。目標を設定して忘れてしまうのではなく、目標を毎日の仕事の一部にする必要があります。定期的な確認をスケジュールに組み込むことで、全体的な目標に合わせて仕事を確実に調整できるようになります。
ゴールを使うと、チームや会社の目標を設定し、プロジェクトやポートフォリオレベルの仕事とつなげて、チームの仕事が戦略的目標にどのような直接的貢献を果たしているか、リアルタイムのインサイトを得ることができます。目標の何パーセントを達成できたかを見て、進捗の更新を目標の関係者全員と共有することもできます。
3. 自分の仕事のインパクトを振り返る
目標を常時設定していれば、一部の目標を達成できないこともあります。でも、それで問題はありません。むしろそのほうがいいくらいです。たとえば Asana では、目標の 70% を達成することを目指しています。達成率がそれ以上であれば、目標が簡単すぎたということですし、70% に届かない場合は、無理な目標が多すぎた可能性があります。
目標達成に成功しても、部分的に達成しても、まったく達成できなくても、達成期限が過ぎたらチームと集まり、評価を行います。何がうまくいったか、そして障害となる要因があった場合は、それについて検討してください。目標の進捗を妨げた要素は何か、次はどうすれば改善できるか、といったことを話し合えば、チームの目標設定プロセスの精度を上げ、よりよい目標を設定できるようになります。
今すぐ目標を設定しましょう
ゴールを使って、日々の仕事をチームや組織レベルの目標と結びつけましょう。Asana では、これを「見える化のピラミッド」と呼んでいます。チームや組織内で「見える化のピラミッド」を作るには、まず、OKR (目標と主要な結果) による目標設定のアプローチから始めてみましょう。
Asana の電子書籍で、OKR の設定方法を詳しくご説明しています。