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リモートワークの先輩企業に学ぶ リモートで働く 5 つのヒント

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皆さん、リモートワークへの移行にさぞかし苦労されているでしょう。多くのチームと同様、Asana も完全リモートワークへの移行に乗り出しています。でも一からその仕組みを作る代わりに、私たちはお客様やコミュニティメンバーにヒントをもらうことにしました。Asana のお客様の中には、何年もリモートで事業を運営し、従業員のやる気をサポートして成功へ導く効果的な戦略を開発した企業がいくつもあります。ここでは、私たちのお気に入りのヒントをいくつかご紹介しましょう。

1. GitLab: バーチャルコーヒーブレイクを主催する 

実際のオフィスにいれば、コーヒーブレイクをとることはごく普通の光景ですが、リモート環境でもコーヒーブレイクに一役買ってもらってはいかがでしょうか。GitLab では、同僚との信頼感を育て、つながりを強化するために、リモートで働く従業員にバーチャルコーヒーブレイクをとることを推奨しています。同社はこうしたコーヒーブレイクの運営に Slack を活用し、Slack チャンネル “#donut_be_strangers” で、ドーナツボットを使って、コーヒーブレイクを一緒にとるチームメンバーをランダムにペアリングしています。この”ドーナツ”にバーチャルな集まりの采配を任せる企業はどんどん増加中。チェックする価値はありそうです。 

バーチャルコーヒーブレイクは、バーチャル環境で連帯感を育てるすばらしい方法であるだけでなく、仕事のやる気も高めてくれます。 

達人のコツ: バーチャルコーヒーブレイクに参加するときは、同僚が選ぶコーヒーに注目しましょう。それが入り口になって、相手の人柄が見えてくるかもしれません。さて、ダルゴナコーヒーはいかがですか?

コンピューターで Asana を使用

2. Automattic: けじめをつける

リモートで働いていると、仕事と個人の生活の境界があいまいになりがちです。WordPress の開発元、Automattic のハピネス・エンジニアである James Huff さんは、仕事の環境と個人の環境とを区別することが重要だと強調します。まず基本は、仕事の時間を設定して専用の仕事場を見つけること。さらに Huff さんは仕事を日常生活と区別するために、もう少し細かい手順を踏むこともすすめています。たとえば、仕事と私用での検索を区別するために、コンピューターで別のブラウザーを使用するのが効果的だとか。Huff さん自身は、仕事では Firefox を、個人的なタスクには Safari を使っています。

3. Buffer: Slack ルールを決める 

リモートワークに移行すると、多くのチームでは Slack の使用が倍増します。Slack はつながりを強めてくれるすばらしいツールですが、「常時オン」状態がずっと続くと、それに振り回されてしまうことも。Slack を生産的に使用するために、ソフトウェア会社の Buffer は 10 の Slack ルールを設定して、Slack チャンネルでの適切なコミュニケーションの取り方を決めました。ルールの 1 つは「ステータスやプロフィールを使って、ログイン状態を知らせる」というもの。いつあなたが対応可能で、いつそうではないのかをメンバーに知らせることで、メンバーはあなたに連絡するのに適切なタイミングや、あなたが働いていない時間を判断できます。 

Buffer には「先回りのコミュニケーションを心がける」という Slack ルールもあります。これはコミュニケーションのリズムに関わるルールで、Buffer では、誰かにまず「やあ、ジャック!」と声をかけて応答を待つのではなく、この初めの声かけの段階で、必要な情報を全部伝えることを推奨しています。関連のリンク、文書、いつまでに返事が欲しいかなど、「会話を非同期的に前に進められるものすべて」を初めの声かけのメッセージにすべて入れるのが望ましいとのことです。Slack ルールの全リストはここで見ることができます。

4. Hotjar: 生産性が上がる空間を作る

プリンストン大学の研究グループが「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に発表した研究によれば、物が散らかっている環境は、集中したり、情報を処理したりする能力にマイナスの影響があることがわかりました。 

行動分析の会社 Hotjar は、生産的なワークスペースがリモートワークを成功させる前提条件だと主張し、従業員が自宅に専用のオフィススペースを作れるように、4,000 ユーロを支給しています。自分好みに整え、すっきりと片付いたオフィス空間を作るよう従業員に働きかけることは、生産性の向上に役立っています。たしかに従業員のアイロン台がスタンディングデスクと兼用では、生産性はそれこそアイロンをかけたみたいにまっすぐ下降線をたどりかねません。 

Asana デスクのクローズアップ

5. Close: オーバーコミュニケーションを心がける

うまく機能しているリモートチームのエンパワーメントにコミュニケーションは欠かせません。インサイドセールス CRM 企業 Close では、コミュニケーションが全従業員にとって最重要事項。Close でのコミュニケーションに関する合言葉は「何かを言うべきか迷ったときは、いつだってそれを言おう」です。

Close では、徹底的な透明性が最優先されます。顧客とのやりとりであれ、経営トップの意思決定であれ、財政上の指標であれ、従業員が会社について 360 度すべてを見通せることが重要だというのが Close の信条。全員がオーバーコミュニケーション気味になることは、従業員のエンパワーメントにつながり、全員の当事者意識が強化され、全体の目標に向かって自主的に働けるようになります。 

リモートワークの達人になる準備はいいですか?

リモートワークには、これさえやっておけば OK というような解決策はありません。でも、効果的だとわかっている戦略や対策はいくつもあります。リモートワークでも仕事に身が入らないとは限らないのです。リモートチームがつながりを維持し、コラボレーションするために、どう Asana が役立つのかをチェックし、今すぐ無料アカウントに登録しましょう

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