「CIO Classified」迅速で安全なスケールアップのために
この記事は英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語でもお読みいただけます。
技術が前例のないスピードで進化を見せ、パンデミックにも新たな局面が訪れようとしている世の現状は、CIO 達にとって経験のない、不透明で複雑な様相を呈しています。このような背景から、この度、Caspian Studios と提携し、ポッドキャスト「CIO Classified」のシーズン 3 を開始しました。
ビジネスを前進させ、最先端を走り続けたい CIO、意思決定者、テクノロジーリーダーに向けて発信されるポッドキャスト、「CIO Classified」。各エピソードでは、第一線で活躍する CIO 達が、緊迫した課題やその解決方法について率直に意見を交換します。
どんな組織にも役に立つインサイト、取り入れたい戦略が必ず見つかります。最新エピソードを、ぜひお聞きください。
エピソードの概要
今回のエピソードでは、計 7 社の CIO を歴任、作家としても活躍する Mark Settle 氏と、6sense より、CTO 兼共同創業者の Viral Bajaria 氏をお迎えし、以下のテーマについてお話しいただきます。
- お客様中心のマインドセットを持つことの重要性、即時の満足感が優先される今日の経済に潜む落とし穴
- 大企業におけるスケールアップの課題とチェンジマネジメントの役割
- IT とビジネスの関係について、および改善に向けてのヒント
エピソードを一部紹介
「『お客様中心なんてありえない』、そんな人はいません。お客様中心にしていく準備があるのか、本当に追求できるのかが問題なんです。」— Viral Bajaria 氏、6sense、CTO 兼共同創業者
「大企業では、チェンジマネジメントは大変な作業となります。問題は、テクノロジーの機会を発見し、評価し、優先順位をつけることというよりも、むしろ、テクノロジーの導入でもたらされるビジネス上のメリットを見極めてくれるビジネスパートナーを得ることなのです。」— Mark Settle 氏、作家、著名企業 7 社の元 CIO
「過去 8 年間で社が購入した全ツールを文書化する面倒なプロセスを終えて、今度は新しいツールを導入するビジネス上のニーズがあることについて、チームに理解を求めました。情報を全社に公開して、この取り組みの理由を伝え、社内にあるツールの数も周知しました。それでやっと、全員がなるほどと納得したわけです。そこで学んだことが一つあります。何か行動するときは、みんなに理由を伝えることです。時には必要以上の情報でも伝えます。そうすると共感してくれるようになるんです。」— Viral Bajaria 氏、6sense、CTO 兼共同創業者
「業績を測る基準は常に変化します。企業の幹部クラスだからといって、過去の栄光にあぐらをかいてはいられません。ビジネスの状況は常に変化し、それとともに同僚の幹部や理事の認識も変化します。」— Mark Settle 氏、作家、著名企業 7 社の元 CIO
エピソードのゲスト
Mark Settle 氏、作家、著名企業 7 社の元 CIO
Mark Settle 氏は、計 7 社の CIO を歴任。著作に、「Truth from the Valley: A Practical Primer on IT Management for the Next Decade」 (バレーからの真実: 次の10年に向けたITマネジメントの実践的入門書) がある。各種業界で IT リーダーとして 20 年以上活躍し、Okta、Visa、Oxy、BMC Software、Arrow Electronics、Corporate Express、IHS の CIO を歴任。
複数の大企業に最先端のサービスマネジメントやクラウドコンピューティング技術の導入を手がけ、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル企業数社の顧問を務める。出身大学は MIT、学士号および修士号を取得。ブラウン大学では博士号を取得。空軍将校や NASA のプログラムサイエンティストとしての経歴も持つ。
Viral Bajaria 氏、6sense、CTO 兼共同創業者
次世代の B2B セールスとマーケティングテクノロジーを創造するアカウントエンゲージメントプラットフォーム、6sense の共同創設者兼 CTO。6sense の革新的な予測分析プラットフォームの開発を指揮している。あらゆる規模の企業向けにオープンソースのデータ技術を提供し、競争の場を公平にするという使命に日々情熱を傾けている。6sense の創設前は、Hulu に勤務。1 日に 25 億件以上のイベントを処理するビッグデータプラットフォームの構築を手がけた。
Apache Hadoop をいち早く採用 (2008年後半)、1 PB を超えるデータを保存し処理するクラスターを構築、管理を担当した。また、ウェブやモバイルデバイス上で、レポート、財務、レコメンダシステムを動かすインフラの構築にも貢献した。余暇を利用してオープンソースプロジェクトに貢献を続けている。
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