バーチャルで上手にフィードバックするコツ: Eat Your Coffee から学ぶ 3 つのヒント
この記事は英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語でもお読みいただけます。
編集メモ: このブログ記事は Eat Your Coffee のチームが Asana のゲスト記事シリーズに寄稿したものです。
授業に行くとき、コーヒーをかじって食べられたら便利でいいよね、という冗談から始まったものが、学生寮の部屋での実験になり、生まれたのが Eat Your Coffee (EYC)。それ以来、私たちのチームは大きく成長し、EYC は驚異的に拡大しました。数年前には、Asana をはじめいくつかのツールの助けを借りて、100% リモートワークに移行しています。
私たちは、試行錯誤しながらリモートワークの方法について多くのことを学んできました。その中の一つがフィードバックを効果的に行う方法です。すべてのリモートチームにとって、すぐれたフィードバックをバーチャルで行う方法を学ぶことはとても重要。チームメンバー同士の信頼を築き、全員が効率的に働けるようになります。私たちは何年もバーチャルでフィードバックをやり取りしながら、いくつかコツを身につけました。ここではそのうちのおすすめをご紹介しましょう。
1. 適切な場所を選び、できればビデオを使う
対面で会えない場合は、Zoom や Google Meet などのビデオ会議用プラットフォームを使うのが次善の策。可能ならどこか静かで邪魔の入らない場所を選び、相手に集中できるようにしましょう。こうすることで、ボディランゲージや顔の表情など、非言語的な相手の意図をくみ取れ、文章だけで伝えるよりも、深いコミュニケーションができます。
時間に迫られていて、パソコンの前に座っていられない場合は、チームメイトに電話をかけるのも悪くありません。相手の声を聞くことは、繊細なトピックについて話すときに相手の反応や感情を推し量るのに役立ちます。また、あなたのフィードバックや、トーンが誤解される可能性も減ります。
他にどうしようもなければ、メールや Asana でフィードバックを伝えても構いません。ただし、必ずあなたの言いたいポイントの概要を明確にまとめ (詳細なフィードバックの場合は、箇条書きリストがいいでしょう)、できる限り読み手の気持ちになって、相手と立場が逆なら、このフィードバックをどう受け取るか、考えてください。
2. リアルタイムでフィードバックを共有する
ことフィードバックに関しては、「今」が一番のタイミングです。ポジティブなものでも、建設的な意見でも、リアルタイムでフィードバックを行うと、チームメイトに、その人の仕事が要求事項を満たしているのか、そうでないのかのシグナルを出すことができます。Eat Your Coffee では、フィードバックをタイムリーに行い、意味のあるものにするため、48 時間ルールを適用しているので、問題が長引くことがありません。またこれによって、フィードバックを受け取る人も、正式なレビューサイクルや次の 1on1 ミーティングまで待つより早く、受け取った情報を消化して仕事を進められます。
3. 役に立つコンテキスト情報を含める
コンテキスト情報や具体例を含めることも、フィードバックを建設的にしてアクションに変えやすくするために重要なポイントです。覚えておきたいのは、目を向けるべきはその人個人ではなく、仕事や姿勢だということ。「君、ここが間違ってるじゃないか」と言うのと、「気が付いたんだが、X が起きると Y という結果になる。そこで、こんなふうにチームに影響が出てしまった」と言うのでは違います。事実のみを伝えることも、感情的になることを避けるために大切です。感情的になると、そのとたんチームメイトが頑なになり、フィードバックに耳を貸さなくなるかもしれません。
おまけ: その他の覚えておきたいヒント
あなたもチームメイトも、同じ理由で会社にいるのだということを忘れないようにしましょう。誰もがベストを尽くし、会社の事業を前に進め、成功を分かち合いたいと思っています。ですから、透明性と誠実さ、思いやりを持ってフィードバックのやり取りをすることが大切です。
どう指摘していいかわからないときは、まずご自身の上司とそれについて話してみたり、ロールプレイをやってみましょう。
よりオープンなコミュニケーションによってつながりを維持する
どこで働いていても、一つ確かなことがあります。それは、オープンで正直なコミュニケーションは、チームのつながりを維持し、健全な仕事の流れを築く鍵だということ。コミュニケーションがオープンで、誰もが気兼ねなくフィードバックをやり取りできることは、全員にとって好都合なのです。
Eat Your Coffee によるリモートワークのコツをもっと知りたい方は、eatyour.coffee のガイドをご覧ください。また、リモートワークに Asana を活用する方法について、詳しい情報は、Asana のリソースページをチェックしましょう。